音楽の一部として体をつくる

―ふたりの「お互いのイメージ」について

DAOKO:ティナちゃんに初めて会ったのは、2012年の阿佐ヶ谷ロフトAでのイベント。おとぎ話から出てきたんじゃないかって位可愛くて衝撃を受けました。「やばい、私隣に並ぶのか」みたいな(笑)。その時はあまりお話しできなかったので、ちゃんと会話するのは今日が初めてですね。

玉城:DAOKOちゃん、初めて会った3年前からすごく印象変わったなって驚いてます。実は、初対面から今日までの間に、雑誌『ROLA』(新潮社)で誌面共演(2015年11月号 / 「玉城ティナ×女性アーティスト」「サブカル女子図鑑」)してたり、「Reebok」(Reebok instapump Fury Girls Collection)でも共演させていただいていたり。ジャンルは違うんですけど、意外とご一緒させていただいているんですよね。私DAOKOちゃんの音楽大好きで、よく聞いてます。

DAOKO:私の音楽が好きって言ってくれるから、私とどこか共通する部分があるのかな、とは感じていました。

―同い年(1997年生まれ)のおふたりですが、18歳ならではの悩みはありますか?

DAOKO:悩みを打ち明けられる同世代が周りにいない、っていうのが悩みですね。

玉城:私も! 他の10代がどう感じているか、思っているか、っていうのはすごく興味があります。だから今日はいい機会だなって(笑)。

DAOKO:もともと同世代がたくさんいる学校とかあんまり得意じゃなかったんだけど、高校卒業しちゃうといよいよ周りの人がほぼ全員年上になっちゃった。

玉城:私も学校はちょっと苦手。DAOKOちゃんはちょっと前まで正体隠して活動してたけど、学校ではバレなかったんですか?

DAOKO:バレなかったですね。学校ではキャラも違うし、地味というかおとなしくて目立たないタイプだったので。

玉城:いいですね、すごくストーリー性があって。顔出ししてから何か変わりました?

DAOKO:ファンの人との距離感を意識し始めましたね。他のアーティストの方は、自分を応援してくれている人に対して、どういう気持ちで接しているのかわからなくて。メジャーデビューして、顔出しして、これからどういう風にファンの方と接していったらいいか。先輩であるティナちゃんに聞いてみたい。

玉城:思ってくれている人がいないと成り立たないお仕事なので、純粋にすごく嬉しいですし、感謝もありますね。でもそれはそれ、これはこれとして、つかず離れずな関係でいいんじゃないかな。イベントとか人前に出ることは少し苦手なので、気合いを入れて臨んでますけど。

―では逆に、ティナさんからDAOKOさんに聞いてみたいことは?

玉城:まず、別業種の同い年のコと会うことがほとんどないので新鮮ですね。DAOKOちゃんの常識が、私からすると新発見ってこともたくさんあると思うんです。いつも何のこと考えてます?

DAOKO:最近だと、半分位は「DAOKO」のことについて考えています。自分をどう見せていくか、どう見られているか、どんなモノが求められているのか……をなるべく客観的に考えていますね。顔出ししたばかり、っていうこともあると思いますけど。

玉城:すごい! 私、だいたいご飯のこと考えてる(笑)。仕事中も、40%位はご飯のこと考えてるの。あとの半分は何考えてます?

DAOKO:あとは……なんだろう、残りはご飯のこと……かな(笑)。

玉城:無理やり言わせちゃいましたね(笑)。

DAOKO:ティナちゃんは「ミスiD2013」でグランプリとった時、「玉城ティナのイメージ」みたいなものは考えてた?

玉城:わかんないなりに考えてはいましたね。仕事が忙しくなってきたので学校のことも自分の意志で決めたし。そういう重要なポイントでの進路は自分で決めたいな、とは常に考えています。

DAOKO:進路は難しいですよね。

玉城:そう、この仕事って保証ないじゃないですか。最近は考えすぎてても、結局なるようになるしかないなっていう思いはあります。あと2年で大人(20歳)になっちゃうし、その心の準備をしながら残りの2年を頑張ろうかな。

DAOKO:肝据わってるなあ。私もそう考えたいけど、意識と自分の心の状況が一致していない。

玉城:もちろん悩みもいっぱいありますよ。でも毎日仕事をしていく中で日々が更新されていくので、ネガティブなこととかがその日の撮影で出ちゃうといやだな、って。悩みは次の日の朝にはなくなっているように、夜の間で終わらせるように意識していますね。

DAOKO:考え方がプロだ。私はまだメジャーデビューしてからまだ半年しか経ってないから、自分と周囲とのバランスや距離のとり方もまだ探り探り。いろいろ教えてもらわなきゃ……。

お客様のブラウザは非対応ブラウザです。
最新のブラウザにアップグレードしてください。