―ふたりが思う「ファッション」について

DAOKO:ファッション業界は未知の世界ですけど、「自分を全面に出していく」というイメージがありますね。私もメジャーデビューしてから食事に気をつけるようにしたんですけど、やっぱりそれ以上にもっと気をつけてるんだろうな、と。日々の食生活とか運動とか頑張ってるんだろうな。

玉城:40%はご飯のこと考えてるけど(笑)。そんなにストイックなわけでもなくて、好きなもの食べながら調節したり、短期的にジュースクレンズしたりとかですね。結局食べたものにしても運動にしても、全部自分に返ってきてしまうんですよ。どこのブランドのお仕事だったとしても、「ティナちゃんが着てた◯◯の服が」って見ている人には言われるわけですよね。そう考えると、見てくれている女の子に対しての責任って重いな、って思います。特に18歳って成長期なので、管理は気をつけていますね。

DAOKO:成長期って、体がエネルギーを蓄えようとしている感じありますよね。そこを無理やり削ぎ落とすのはつらいだろうな。モデルとアーティストは違う職業だけど、アーティストのビジュアルも作品の一部だと思ってますから。私も、もっともっと「DAOKO」の外面を磨いていきたいですね。あくまでも、音楽の一部として体をつくるっていうイメージで。他に気をつけていることってあります?

玉城:本とか、映画とかのカルチャーをインプットしていくこともすごく大事だと思います。そこはアーティストの方と一緒ですね。あとは自然体でいること、メンタルを維持すること。メンタルってモデルの仕事にあんまり関係ないと思っていたんですけど、結構出ちゃうんですよ。

―ふたりが思う「音楽」について
―初めて買ったCDを教えてください。

DAOKO:初めて買ったのは宇多田ヒカルさんのシングルかな。ドラマ『ラスト・フレンズ』(2008年、フジテレビ系)を見て。

玉城:私もそう! リアルタイムですよね。『ラスト・フレンズ』の「Prisoner Of Love」(2008年、EMI Records Japan)とか流行ってましたね。最近はDAOKOちゃんよく聞いてます、今日もDAOKOちゃん聞いた。本人に言うとわざとらしくなるから言わなかったけど(笑)。 歌詞が大好きなんですよ、私DAOKOちゃんに限らず歌聞くときは歌詞に意識がいっちゃう。

DAOKO:私も自分の曲聞いてますね。自分を見つめ直せるというか、すごく落ち着く。他には、ダンスミュージックも聞くし、エレクトロニカとか、ベースミュージックとか、気分に合わせていろいろ聞いてます。

―tofubeats『POSITIVE』収録(2015年、ワーナーミュージック・ジャパン)「すてきなメゾン feat. 玉城ティナ」聞きました?

DAOKO:聞きましたよ! 歌ってみた感じ、どうでした?

玉城:音楽って、なんにもないところから自分で作るモノですよね。すでにある服やブランドイメージを、自分なりの解釈や世界観で広げていくモデルのお仕事とは違う部分もあるし、共通する部分もある。あとレコーディングは全然平気なんですが、皆の前で歌うと緊張しますね。逆に、DAOKOちゃんがモデルをやった時(Reebok instapump Fury Girls Collection)はどんな感じでした?

DAOKO:使ってる筋肉が全く違う感じ。ビジュアルに意識をいかせるっていう、普段意識しない技術が必要だなと思いましたね。アーティストのDAOKOをどう見せるか? という答えにもなると思うので、今後もっと突き詰めていきたいところではあります。

―ふたりが思う「渋谷」について

玉城:「ごちゃまぜ」。人がいっぱいてドキドキします。上京してきた直後は、渋谷って東京の代表みたいなイメージがあったんですけど、今思うとずいぶん小さく見えますね。慣れちゃったのかな。

DAOKO:確かに。私も最初は「カオス」「人混み」「すごい」っていう印象でした。でも、そういう第一印象をとりはらって、漠然としたイメージに意味合いをもたせようと意識してみたら、違った一面も見えてきましたね。カオスの中で感じた自分、心境、寂しさとか、距離感。そういうのを曲に落とし込んでいこうと思って。

玉城:渋谷って、ちょっと寂しい感じもしますよね。キラキラのネオンがいっぱいあるのに。同世代で渋谷に住んでいる人ってあんまりいないから、渋谷で遊んでたりしてても、夜には皆帰っていくじゃないですか。こんなに賑やかでも、深夜には誰もいないって思うと少し寂しいかな。私は渋谷ではヒカリエが好きだな、DAOKOちゃんは?

DAOKO:私は渋谷という街がなんとなく好き。人混みに酔いそうになったり、仕事前に気持ちを切り替えたい時は、ひとりに一回なって息を整えたい。リセットができる場所があるといいんですよね。

お客様のブラウザは非対応ブラウザです。
最新のブラウザにアップグレードしてください。